「総合栄養食」と表記されたドッグフードは、犬にとって必要な栄養がバランスよく配合されています。よって、基本的には犬の食事はドッグフードと新鮮な水だけでOK。ただ、たまには好きな食材をトッピングしたり、おやつを与えたりしても◎。食事の回数は、子犬は1日4~5回、成犬は1日2~3回がベストと言われています。一般的には朝・夕の1日2回という飼い主さんが多いようです。
[中毒を引き起こす危険な食べもの]
〇タマネギや長ネギ
・ネギ類に含まれる物質が体内に吸収されると、赤血球を壊して貧血症状を起こし、呼吸困難に陥ることも。
〇チョコレート
・チョコレートに含まれる「テオブロミン」には毒性があり、嘔吐、下痢などの症状が起こり、最悪の場合は死に至ることが。
[腸を傷つける危険なもの]
〇加熱した鳥の骨
加熱することで縦に割れるので、食べた時に胃や食道を傷つけて腸閉塞や腹膜炎を引き起こす危険性があります。
犬と同じく、猫の食事も「総合栄養食」のキャットフードと新鮮な水だけで充分。猫はあまり水を飲まないという性質があるので、水分を多く含むウェットフードを食事に取り入れると泌尿器系の病気予防にも◎。ただし、カリカリが好きな猫もいるので好みに合ったものを与えて。猫は犬と違い、一度にたくさんというよりもちょこちょこと食べる動物。1日4~6回くらいに小分けにするとOK。
[中毒を引き起こす危険な食べもの]
〇犬と同じく、「タマネギや長ネギ」「チョコレート」
〇アワビ
・アワビの肝に含まれる「ピロフェオホルバイド」という成分が「光線過敏症」を引き起こし、太陽の光で皮膚炎を起こすことが。悪化すると腫れやかゆみなどの症状に。
[食べ過ぎると危険な食べもの]
〇青魚やマグロ
・栄養の偏りによってお腹や胸などの脂肪が黄色くなってしまう「黄色脂肪症」という病気になる可能性が。酷くなると発熱や痛みを引き起こします。