食事量は変わらないのに最近お腹周りが気になる、ヒップが垂れ下がってきている、腰痛や肩こりがあるという方は、もしかしたら骨盤が歪んでいるのかもしれません。
骨盤とは、腰のあたりにある大きな骨のことで、「仙骨」「寛骨」「尾骨」という3つの骨により成り立ちます。この骨が歪むことで、体にさまざまなトラブルが起こってしまうのです。
ではなぜ骨盤は歪むのでしょうか？その原因の多くは、生活習慣にあるといわれています。重心を片足だけにかける、脚を組む、うつ伏せで寝る、などの日頃のちょっとした癖や習慣が、骨盤に悪い影響を与えている可能性があるのです。
それでは、骨盤の歪みを解消するためにはどうすればいいでしょうか？
今回は自分でできる骨盤矯正をご紹介致します！
1・姿勢を意識する
正しい姿勢とは、横から見た時に頭、首、肩、腰骨、くるぶしが一直線上になっているのが理想的。鏡で見たときに腰が反る、お尻が出っ張っているようなら、そこを正して立つように意識しましょう。
2・歩き方を意識する
正しい姿勢をキープしたまま、足の歩幅を大きめにして早足で歩くようにしましょう。さらにかかとから地面に着地させることも意識して。正しい姿勢で歩くことで血流の促進も期待できます。
3・お尻歩きエクササイズ
両足をまっすぐ伸ばして座り、体を左右にひねりながらお尻で歩くように前進します。10歩進んだら、今度は10歩同じ要領で戻りましょう。これを1回につき3セット繰り返すことをオススメします。
4・骨盤回しエクササイズ
両足を腰幅に開いて、上半身は動かないように固定します。両手を腰にあて、そのまま腰を水平に、フラフープを回すイメージでゆっくりと回しましょう。これを左右各20回ほど行うと良いでしょう。
骨盤の歪みをすぐに治すことは難しいですが、毎日のエクササイズや生活習慣の見直しで徐々に骨盤の位置を正常に戻すことができます。骨盤を整え、太りにくい健康な体を作りましょう。